お知らせ
2025.08.01構成文化財が追加されました!
このたび日本遺産の構成文化財に大阪府柏原市の「史跡高井田横穴公園」と、奈良県三郷町の「渡御祭」の追加を、文化庁より認定されました。
史跡高井田横穴公園は、龍田古道沿いの構成文化財として追加の認定を受けました。5世紀後半に造られた高井田山古墳や6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られた高井田横穴群を保存公開する史跡公園。高井田山古墳からは朝鮮半島の百済と結びつく出土品があり、龍田古道が大陸と結びついていたことを示します。
渡御祭は、信仰に関する構成文化財として追加の認定を受けました。龍田大社は聖徳太子が斑鳩寺を建立する際に場所の選定に関わったという伝承があり、近世には9月13日に龍田大社から斑鳩の龍田神社までのお渡りが行われていた。現在は、10月の秋季大祭に合わせてルートを短縮して行われており、5年に1度大規模なお渡り行事が行われる。神輿を担ぎ龍田古道を渡る様は、奈良時代の行幸を連想させる。